Ideas 山中組の新たな取り組み
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女性が活躍する建設業
今現在の現場で働く女性は実に少なく全体の4.5%と言われてます。現状を取り巻く建設業の大きな問題点だと思います。
しかし、女性ならではの発想や着眼点、イメージはこれからの建設業において必要不可欠となります。
我々山中組では、この問題を少しでも解決すべく、女性が働きやすい条件を作り出していこうと多様なアイデアを導入してるところです。
子育て支援や、産休産後支援はもとより、既存の概念にとらわれない雇用条件の整備、県が支援する女性活躍応援団の登録などなど、
少しでも、建設業そのものに興味を持って頂き、一緒に橋や道路をツクっていければと思います。
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毎年変える福利厚生
早速ですが、福利厚生ってなんだかご存知ですか?
会社がその社員に対して、賃金や給与にプラスして支給する別の形の報酬です。私自身は、給料は労働の対価であるのに対して、福利厚生は感謝の気持として考えています。
しかし、皆さんの価値観が多様化してる時代であることから社員に対しての福利厚生も多様化すべきと考えてます。
例えば、本を読むのが好きな人。映画を見るのが好きな人、スポーツ観戦が好きな人、旅行に行くのが好きな人と、一人一人すべて違う中で、ならばその福利厚生も選択取得であったり、会社で行うイベントも飲み会などだけと画一的にならずいろんな世界をチャレンジしていきたいと思います。
昨年は、魚釣り+松茸バーベキュー、その前は、フットゴルフ・ボーリング部のイベントなど、今までやったこと無いことへのチャレンジを行っています。ゆるーくたのしく、人生を豊かにするお手伝いを、会社の福利厚生のアイデアとして提案します。 -
現場パトロールの意義
現場というのは、そもそも何かを作ってる最中であり、だからこそ、その場所の最も不安全な状態と言えます。どの現場も現場代理人に安全管理をしっかりと任せ日々の安全を確認して作業をしてもらっています。
しかし、人というのは忙しかったり、調子が悪かったり、その時の些細な緩みでミスをしてしまいます。だからこそ、会社のバックアップ体制として、2重に3重にその安全を確認し、些細なほつれを見逃さず、より万全な体制を作ります。さらに、そのパトロールも毎回テーマを変え、ときに朝礼の様子から、ときに環境に対する目線でチェックを行い、なおのこと、その体制も女性社員からや、協力業者目線などと言った一つのやり方や一人の目線だけでは気付け無い落とし穴を見落としすることなく潰していきます。
パトロール時に絶対に事故を起こさない信念をこめて今日も安全作業でお願いしますと声掛けします。
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震災時の頼れる会社作り
大きな震災に見舞われ、建物が倒壊し、道路が断裂し、河川の堤防が崩れる。
この地震国家日本においては、もはやそれは「万が一」ではなくいつ起こってもおかしくない状態です。
私達山中組では、震災を想定外とせず、まずは現場の安全の確保、家族の安全の確認、そして地域の復旧へ、いち早く駆けつけられるよう常に準備をしています。そのために、備蓄食料、資材は当たり前で現場における災害時の行動のマニュアル化、訓練、反省を毎年行い有事に備えています。
また、本社においても事業継続計画に則り、連絡体制の確認、シチュエーションごとの緊急配備など、あらゆる場合に企業として機能できるように計画しています。
建設業として、大きな機械と、スペシャリストの集まりとして、普段からお世話になっている地域の方々へ、本当に大変なときに恩返しがしたい。
そう心に決めて、震災に対応できるよう準備をしています。 -
コウノトリのお家の建築
コウノトリってご存知ですか?
そうです、あの赤ちゃんを運んでくるイメージのくちばしの長い特別天然記念物の渡り鳥です。現在小山市では、コウノトリの野生復帰を目指し、様々な取り組みを行っています。
我々山中組もなにか力になることが出来ないかと思い、人工巣塔の寄付、設置を行いました。
いつかコウノトリが自由に飛来し、そこに巣を作り、自然あふれる地域になってもらいたいと願います。